カテゴリー:不動産に関する知識
“エアコン付き”って本当にお得?設備付き物件のメリットと注意点
投稿日:2025年6月16日
こんにちは、サンケンコーポレーションの平田です。
物件情報を見るとき、「エアコン付き」「照明あり」「温水洗浄便座付き」といった“設備付き”の表示に魅力を感じる方も多いと思います。 でもちょっと待ってください。その設備、本当に安心して使えるものでしょうか?
今回は「設備付き物件」を選ぶ際に注意したいポイントを、わかりやすく解説します。
“エアコン付き物件”は本当にお得?
新品のエアコンが設置されたお部屋は確かに便利でお得感もありますが、築年数が経っている物件では「いつからあるのか不明」というケースも少なくありません。 築10年以上で古めのエアコンがそのまま…という場合は、よく確認が必要です。
設備は「現状貸し」?故障時は誰が直すの?
物件によっては、設備が「残置物(ざんちぶつ)」扱いになっていることがあります。これは前の入居者が置いていったもので、使用はできても「壊れても修理・交換されない」ものです。 契約書や重要事項説明書に「修理義務なし」とある場合は、それが該当します。
新品 or 残置物?確認すべきポイント
- ● 設備一覧表に記載があるかどうか
- ● 「残置物」「サービス設置」の記載がないか
- ● 入居前の内見時に、劣化や作動確認をしておく
見落としがちな設備:ウォシュレットや照明も要チェック
ウォシュレットや照明、ガスコンロなども「残置物」であるケースが多くなっています。 「あるから安心」と思っていたら入居後に壊れていて、しかも修理対象外だった…ということも。
まとめ
“設備がある”というだけでは安心とは限りません。 特に「現状貸し」や「残置物扱い」の設備は、いざというときに困ることもあります。
サンケンコーポレーションでは、ご入居前の段階からしっかりと設備の状態や扱いについてご説明させていただいております。
ご不安な点がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。